noteの収益に税金はかかるのか?基本ルールを解説
結論から言うと、noteの収益には税金がかかります。会社員が副業としてnoteで収入を得ている場合、年間の所得(収入−経費)が20万円を超えると確定申告が必要です。専業の場合は48万円(基礎控除額)を超えると申告が必要になります。
noteの収益は「雑所得」または「事業所得」に分類されます。年間の売上規模が大きく、継続的に活動している場合は「事業所得」として申告した方が、青色申告特別控除(最大65万円)が使えて有利です。
雑所得vs事業所得:どちらで申告すべきか
雑所得:年間売上が小さい(目安50万円以下)、本業の片手間でやっている場合。事業所得:年間売上が大きい、開業届を出している、反復継続して収益を得ている場合。事業所得のメリットは、①青色申告特別控除(65万円)、②損益通算(赤字を本業の給与所得と相殺できる)、③経費の幅が広がる。年間100万円以上の売上を見込むなら、開業届を出して事業所得にするのがおすすめです。
noteクリエイターが経費にできるもの一覧
経費を正しく計上すれば、支払う税金を大幅に減らせます。noteクリエイターが経費にできる主なものは以下の通りです。
①通信費:インターネット回線、スマホ料金(事業使用割合分)。②書籍・資料費:記事執筆のために購入した本、有料メディアの購読料。③ソフトウェア・ツール代:ChatGPT Plus(月20ドル)、Canva Pro、文賢などのサブスクリプション。④設備費:PC、モニター、キーボードなど(10万円未満なら一括経費、以上は減価償却)。⑤家賃・光熱費:自宅で執筆している場合、作業スペースの割合分(一般的に20〜30%)。
経費計上で注意すべきポイント
①プライベートとの按分が必要:スマホ料金が月1万円で事業使用50%なら、経費は5,000円。②レシート・領収書は必ず保管:電子帳簿保存法に対応するため、スマホで撮影してクラウドに保存がおすすめ。③noteのプラットフォーム手数料も経費になる:売上の10〜20%が手数料として引かれているため、これも経費として計上できます。
確定申告の具体的な手順(副業noteクリエイター向け)
確定申告の時期は毎年2月16日〜3月15日です。初めての方でも、以下の手順で進めれば難しくありません。
ステップ1:1年分の売上を集計する(noteのダッシュボード→売上履歴から確認)。ステップ2:経費の領収書を整理し、項目別に集計する。ステップ3:国税庁の「確定申告書等作成コーナー」にアクセスし、収入と経費を入力。ステップ4:e-Taxで電子申告するか、印刷して税務署に提出。ステップ5:税金を納付(口座振替、クレジットカード、QRコード決済が利用可能)。
帳簿管理を楽にするおすすめツール3選
freeeが最も手軽でおすすめ
①freee(フリー):月額1,298円〜。銀行口座と連携して自動仕訳。確定申告書の作成もワンクリック。noteクリエイターの多くが利用しています。②マネーフォワード確定申告:月額980円〜。UIが直感的で初心者向け。③やよいの青色申告オンライン:初年度無料。老舗の安心感がある。
おすすめはfreeeです。noteの売上をスプレッドシートで管理し、毎月1回freeeに入力するだけで、年末の確定申告がスムーズに完了します。月15分程度の作業で帳簿が完成するので、面倒くさがりの方にもおすすめです。
会社バレを防ぐ:副業noteの住民税対策
会社に副業がバレる最も多い原因は、住民税の額が変わることです。対策は簡単で、確定申告書の「住民税に関する事項」で「自分で納付(普通徴収)」を選択するだけ。これにより、副業分の住民税は自宅に届く納付書で支払うことになり、会社の給与から天引きされません。
ただし自治体によっては普通徴収に対応していない場合もあるため、事前にお住まいの自治体に確認しておくと安心です。また、SNSでの実名活動も会社バレのリスクがあるため、ペンネームでの活動をおすすめします。
