
AIでアフィリエイトを自動化しても登録率7%は5年の実績が示す
AIの自動化がアフィリエイトで使えるのは、記事の下書きや情報収集、投稿の予約です。案件の選定や読者との関係づくりは、今も人の判断が必要です。
私が使っているASPのうち一社では、この5年で登録率7%という実績が出ています。自動化で量を増やしても、登録率そのものは変わりませんでした。
AIが選定や関係構築まで代わりにできないのはなぜか
AIは案件やジャンルの選定を、過去のデータから提案します。今その市場で何が起きているかまでは、AIには判断できません。
読者との関係づくりも同じです。返信の下書きは作れても、誰にどう届けるかは自分で決めるしかありません。
私が使っているASPの実績はどれくらいだったのか
私が使っているASPのうち一社の実績を、期間ごとにまとめました。2021年5月から2026年5月までの5年間の数字です。
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 期間 | 2021年5月〜2026年5月(5年間) |
| アクセス | 16,993 |
| 登録 | 1,228 |
| 登録率 | 7% |
| 報酬 | 2,271,200円 |
この5年で得た報酬は、合計2,271,200円でした。1件あたりの平均は、2,271,200円を1,228件で割ると約1,850円になります。
この金額はあくまで割り算で出した目安です。実際の単価は案件ごとに違います。
登録率7%は何を意味しているのか
アクセス16,993人のうち、登録したのは1,228人でした。登録率にすると7%です。
逆に言うと、93%の人は登録しませんでした。この比率は、記事や投稿の本数を増やしただけでは動きません。
登録するかどうかを左右しているのは、次のような点だと考えられます。
- 誰が来たかという属性
- 何を見て来たかという経路
- 記事や投稿の本数(登録率にはほぼ影響しません)
本数を増やす自動化は、この一覧の最後の項目にしか効きません。登録率を動かしたいなら、上の2つに手を打つ必要があります。
属性が合っているかどうかは、記事の本数では判断できません。どこから来た人か、何を探していた人かを見る必要があります。
アクセスを増やしても登録が増えなかった実例はあるか
自動化で流入だけを増やしても、登録に結びつかないことがあります。あるサイトには107,114人が来ましたが、登録は0件でした。
人数だけを見ると、ASPの実績よりはるかに多い数字です。それでも登録が生まれなかったのは、来ていたのが機械的な流入だったからです。
ASPの実績とこの実例を並べると、差がはっきりします。
| 実例 | アクセス | 登録 | 登録率 |
|---|---|---|---|
| ASPのうち一社 | 16,993 | 1,228 | 7% |
| 別サイトの実例 | 107,114 | 0 | 0% |
数の多さと登録率は、必ずしも一致しません。届いた相手が合っていたかどうかのほうが影響します。
107,114人という数字だけを見ると、大きな成果に見えます。実際には、内容に関心のない訪問が大半を占めていたと考えられます。
記事を量産しても届かなかった実例はあるか
自動化で本数を増やしても、読まれるとは限りません。noteに59本の記事を書いたところ、表示は合計106回でした。
1本あたりに直すと約1.8回で、これは割り算で出した数字です。量産できることと、読まれることは、私の実感では別の問題です。
原因は文章の質ではありませんでした。届く場所に、もともと読者がいなかったことが大きいと考えられます。
AIの自動化にかけてきた費用はどれくらいか
私はAIの利用料だけで、累計30万円以上を払ってきました。使うほど増えていく種類の費用です。
これは特定のサービスの料金ではありません。複数のツールを使い続けてきた合計額です。
費用をかけても、登録率が自動的に上がるわけではありませんでした。ここまでの数字が、その理由を示していると考えられます。
費用をかけた分だけ、作業の速さは上がりました。ただ、速さが上がっても、届く相手までは変わりませんでした。
結局、何を自動化すれば登録率は上がるのか
ここまでの数字を並べると、答えははっきりしています。出力の量を自動化しても、登録率は変わりません。
変わるのは、届いた相手が求めていた情報に合っていたかどうかです。ASPの実績で登録率が7%だったのは、来た人の属性が合っていたからだと考えられます。
107,114人が来て0件だったのは、その逆だったと考えられます。人数だけを追う自動化では、この差は埋まりません。
これから自動化を進める人がまず決めるべきことは、本数ではありません。誰に届けるかを、量産の前に決めることです。
ASPの実績も、107,114人の実例も、同じことを示しています。自動化は作業を速くしますが、届く相手までは選んでくれません。